ベッドから出るのがツラくなってきた、寒い寒い冬の朝。
ギリギリまでベッドにいたいですよね。ですが、朝食を抜くのはNG。
1日を気持ちよくスタートするためにも、あたたかい食事でカラダを目覚めさせましょう。
■ポタージュで、ゆっくりじっくり温めよう
ご存じのように、朝は体温がいちばん低い時間帯です。実は、安静時に作られる体の熱は、3割以上が胃腸と肝臓から。腸管粘膜の表面積は、皮膚の200倍もあるため、腸が温まると体中が温まります。
起きたばかりでまだ消化酵素の働きが弱い胃腸には、喉を通りやすくて温かく、とろみのあるものが優しくてGOOD。ポタージュやシチュー、くず湯など、とろみのあるものが冷めにくく、胃腸まで温かいまま届くものがおすすめですが、イチオシはポタージュ。
体温め食材である、カボチャや人参やさつまいもで作ると、黄色やオレンジ色が華やかですし、カリフラワーや里芋、じゃがいもやかぶは優しい白で穏やかに、レンコン、ごぼうもベージュがかった大地の恵みを感じられます。キレイで温かな食べ物で始まる朝は、心もはずみますよ。
さらに、夜になると睡眠ホルモン“メラトニン”に変身する、しあわせホルモン“セロトニン”の元となる“トリプトファン”を含む、豆腐やチーズをポタージュにトッピングするのもおすすめです。
カラフルポタージュで、ほっこり朝時間をどうぞ。