カラダノコト

正しい鼻のかみ方、できていますか?

少しずつ肌寒くなり、秋も深まってきました。
風邪をひいて鼻水がたらり…という方も、まわりにちらほら。

ティッシュメーカーの調査によると、15歳以下の子供を持つお母さんの5割、子供は6割が“正しい鼻のかみ方”ができていなかったそうです。
みなさんは“正しい鼻のかみ方”、できていますか?

■そのかみ方3大NGです!
鼻水は、鼻から入った花粉やほこりやウイルスなどの病原菌などの異物をカラダから追い出すためのもの。
何気なくしているそのかみ方、実はNGだったりします。

その1.鼻水がたれてくると、ついすすってしまいますよね。
でもこれ絶対にNG。
細菌が混じった鼻水が鼻の奥に入ったり、耳に達して中耳炎になることも。
鼻水が奥にたまったままでは、息が苦しくて口呼吸になり、喉を痛めたり、風邪が悪化したりするなど、様々なトラブルの原因になります。

その2.両方の鼻を一緒に力任せにふんっ!
スッキリしないと強めにふんっ!としがちですが、これ耳にとっても良くないんです。
鼻水が中耳に逆流するだけでなく、圧力が強くかかって鼓膜にもダメージが。
鼻をかんだ後に耳がキーン、は強すぎです。
また、両方一度にかむと、鼻水が鼻の奥に追い込まれて、鼻の奥につながる副鼻腔炎を引き起こすことも…。

その3.ティッシュで鼻の中をグリグリ。
ねばっとした鼻水だとスッキリかみきれず、グリグリしたり、ティッシュを詰めるなんて人もいますが、鼻の中はとても繊細。
グリグリすると、ほこりや雑菌をつかまえて、体内に入らないようにしてくれる繊毛がこすり取られます。
爪で鼻の中を傷つけてしまうことも…。

■出てきた鼻水はこうかもう。
正しいかみ方はこちら♪
★片方の鼻を押さえて、口から息を吸って、ゆっくり小刻みにかむ。
やわらかいティッシュで、最後まで強く力を込めず、やさしく数度に分けてですよ。

若さで乗り切る10代20代を経て、
たくさんの経験を積む30代、そして40代からは、
自分のココロとカラダに肥料をあげ、
育てた分だけ、すてきな日々を過ごせます。

続けている皆さまの感想です。

なりたい体は、自分でつくる。
ウーマンコムが、お役に立てると思います。