カラダノコト

読書のススメ

10月27日から、秋の読書週間が始まります。
秋の夜長に静かに読書…すてきな時間の過ごし方ですよね。
しかし今度の読書週間は、朝に歩きながら、速いテンポで10分間の音読をしてみては?

■大人こそ音読を、あなどれない音読の効果
本を声に出して読む音読。
大人になると、なかなかしないですよね。

文章を目で追う静かな黙読に比べて音読は、文章を目で追って読む、口を動かして声に出す、自分の声を耳で聞き、内容を理解する、とインプットとアウトプットの両方を行うので脳に刺激が加わり記憶力や読解力のアップにつながります。

また、はっきり発音を心がけて音読をしていると、口周りの筋肉がよく動くので、続けていく内に表情は豊かに、滑舌もよくなっていきます。

そしていちばんの注目は、音読をすると“セロトニンの分泌が増えてストレスも軽減される”点です。

セロトニンが増えると、シアワセを感じやすくなり、一日のスタートをやる気たっぷりに過ごせます。また、睡眠の質も向上するので、疲れも取れやすくなります。

逆に分泌が減ると、イライラしやすくなったり、不安や恐怖心を持ちやすく、うつ状態になりやすくなります。

音読する本は、自分が好きな本でも新聞でも、はたまたお経でもOK。
いろいろなジャンルのものを、毎日ちょこっと読む内に、語彙力も高まりますよ。