サプリメント

カラダにやさしいのは、どっち?


マカをはじめ、高麗人参や生姜、コラーゲンなどのサプリメントには、大きく分けて二種類の製品があります。ひとつは【1回分ずつ個包装】の製品。そしてもうひとつは、粉末を 【袋にドサッと入れただけ】 の製品。とくにネット通販の安売り会社は 【袋にドサッと入れただけ】 のものを、「原料売りだから安いんです!」といった謳い文句で販売しています。

はたして粉末を【袋にドサッと入れただけ】の製品は、本当に安くてカラダにもいいものなのでしょうか。

私はどうしても 【袋にドサッと入れただけ】 の製品はおすすめできません。

そこで今回は、粉末を【袋にドサッと入れただけ】or【1回分ずつ個包装】の製品、カラダに優しいのはどっち?をテーマに考えてみました。

ウーマンコムが【1回分ずつ個包装】の3つの理由

  • 測る手間なし!毎回きっちり1回分の量
  • 湿気・酸化・細菌繁殖を防ぎ、最初から最後まで同じ品質
  • 安全を追求するため、製造・分包に手間を惜しまない

1.測る手間なし!毎回きっちり一回分の量

【1回分ずつ個包装】の製品は、当然一回分ずつの量がきちんと入っていて、いつでもどこでも手軽にさっと飲めます。

サプリメントは、なにかしら体に働きかけるもの。成分によっては、多く摂ると体に影響を与えすぎたり、逆に少ないと意味がなかったり、どの製品にも一日分のおよその目安量が決まっています。
【1回分ずつ個包装】の製品は、その目安量を、間違いなくきちんと摂ることができます。

それに対して、粉末を【袋にドサッと入れただけ】の製品は、たいてい「今なら便利な計量スプーンプレゼント!」と計量スプーンを付属し、毎回はかるよう指示しています。しかし飲む度に計量スプーンではかっても、手作業では、やはり計量誤差が発生しやすくなります。

2.湿気・酸化・細菌繁殖を防ぎ、最初から最後まで同じ品質

【1回分ずつ個包装】の製品は、箱を開封して最初の1包から最後の1包まで、まったく同じ状態です。たとえ飲むのをしばらく中断して再開したときも、おなじ品質のものを飲むことができます。

アルミの個包装は、防湿性・遮光性・ガスバリア性(空気を通さない性質)があるので保存方法に左右されず、ずっと一定の品質を保つことができます。

空気中の酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気といった気体は、食品や医薬品、サプリメントの鮮度や品質に大きな影響を及ぼしています。

包装の外部(空気)からの品質低下を招く要因を遮断する働きを「ガスバリア性」といい、品質を維持するためには、ガスバリア性に優れた素材で包装する必要があります。

それに対して粉末を【袋にドサッと入れただけ】の製品は、飲み進むにつれて計量スプーンでは取りづらくなり、最後のほうは袋の隅の粉末を掻き出すのもめんどうに。しばらく飲むのを中断して再開すると、変色していたり固まっていたり、『こんな味したっけ?』なんてことも。

これは開封する度、計量スプーンでかき混ぜる度に、細菌が入るから。とくにサプリメントは栄養がたっぷり含まれている分、細菌にとってもごちそうで、一度細菌が入るとどんどん繁殖していきます。細菌の繁殖だけでも十分心配ですが、水滴や湿気による劣化も起こります。梅雨時期のジメジメした空気や、ぬれたままのスプーン、唾液のついたスプーンは、さらに菌が繁殖する元。粉末がしけってモロモロに固まってしまいます。

ちなみに、保存には便利なラミジップ(チャック式)製品ですが、完全密封ではありません。さらに、チャックは開封するたびに緩くなっていきます。チャック式だからと安心していたのに、ひさしぶりに開けたら”ふりかけ”がしけってた、なんて経験ありませんか?

3.安全を追求するため、製造・分包に手間を惜しまない

粉末を【袋にドサッと入れただけ】の製品を販売する会社は、「製造や加工のコストを抑えているから安い」、「加工をしない素材は、体に優しい」などと宣伝をしています。しかし、本当にそうでしょうか。
“2.”で書いたように、粉末を【袋にドサッと入れただけ】では、いつでも衛生的な品質を維持することはできません。

たしかにサプリメントの素材を粉末のまま、加工もせずに袋に詰めるだけで販売するのはラクで、カンタンで、コストもかかりません。しかし、省いてはいけない手間とコストがあります。“口にする物は、安心・安全でなければならない”、そのための手間とコストは惜しむべきではないと、ウーマンコムは考えています。

たとえばマカ。いくらアンデス高原の農家の人々が、心をこめて丁寧に栽培・収穫しても、そして有機JAS認定を受けたとしても、皆さまにお届けする最終工程で手を抜いて、粉末を【袋にドサッと入れただけ】の製品にしてしまっては、元も子もありません。

マカは豊富な栄養をバランスよく含んだ、体にとてもよいものです。
よいものだからこそ、手間ひまかけて、必要なコストもしっかりかけて、皆さまへ”安全”で”最初の1包から最後の1包まで品質の変わらない” “飲みやすい状態”にしたものを届け続けることが大切だと考えています。

まとめ

とにかく安ければいいという方は、無駄なコストを抑えている、加工賃がかからないから安い、と宣伝をする、粉末を【袋にドサッと入れただけ】の製品を選ぶでしょう。

しかし健康になるために、体のために飲むのなら、安さだけで選ぶのではなく、ほんのちょっとだけ高くても、製造ラインがしっかりしている”安心”で”最初の1包から最後の1包まで品質の変わらない””飲みやすい状態”にした【1回分ずつ個包装】を選びましょう。