カラダノコト

知っていますか?冷え性と低体温の違い

朝夕はずいぶん冷え込むようになってきましたね。
肌寒い時に気になってくるのが、カラダの“冷え”。
冷えた状態のカラダを“冷え性”“低体温”と表現しますが、その違い、知っていますか?

■冷えと低体温の違いって?
まず冷え性は、カラダの中心の温度は温かながら、手足やお腹など、カラダの特定の部位が冷えやすく、自分でも冷えを自覚できる状態です。

一方低体温は、カラダの深部体温が低く、わきで測った体温が36度未満で、自分では冷えを自覚しにくいのが特徴です。

体温が低いと、心臓や肝臓、腎臓、肺など生命を維持するための機能が低下するだけでなく、免疫力が落ちて風邪を引きやすくなったり、疲れやすくなったり、生理痛がツラくなったりと、普段の生活の質にも大きく影響を与えます。

冷え性と低体温。どちらも共通の原因が、筋肉量不足。
カラダの熱の7割を筋肉が生み出しますから、こまめにカラダを動かして筋肉をことで、熱の生産量が増えて体温を上げることができます。

また、筋肉の7割は下半身にあるので、スクワットや1日に30分以上歩くウォーキングがおすすめです。
10分を3回でもいいので、毎日続けてみましょう。

そして、食事面のフォローも体温アップには欠かせません。
筋肉のもとになるたんぱく質、エネルギーのもとになる炭水化物や脂質をしっかり摂る。
糖分をエネルギーや熱に変えるビタミンB1、B2や、鉄、亜鉛などのミネラル類を多く含む野菜類や、カラダを温める効果のあるゴボウや大根や長ネギなどの冬野菜も積極的にバランスよく食べることが大切です。

もちろんこれからの寒い季節。
肌着を一枚多く着る、膝掛けや腹巻きやマフラーなどで、寒さを感じたカラダを冷やさない工夫も忘れずに…。

若さで乗り切る10代20代を経て、
たくさんの経験を積む30代、そして40代からは、
自分のココロとカラダに肥料をあげ、
育てた分だけ、すてきな日々を過ごせます。

続けている皆さまの感想です。

なりたい体は、自分でつくる。
ウーマンコムが、お役に立てると思います。