基礎体温

おふたり目編

結婚しても仕事を続けたので、つい子供を作るのが遅くなってしまいました。気づけば30代、慌てて子作りをして半年の33歳で、第一子の妊娠にこぎつけて安心していました。しかし33歳という年齢も決して若くはないということを、思い知らされることに。
ひとりっ子にしたくなかった私たち夫婦は、一人目が生まれて1年で二人目づくりをスタート。ですが一人目と違い、半年経っても1年経っても、まったく妊娠する気配がありませんでした。

二人目がほしい、と思えば思うほど焦りばかりが出てきて、妊娠のことばかり考えるようになってしまったのです。基礎体温を毎朝測って排卵日を予測してひたすら子作り。そんなことが何ヶ月も続きました。

一人目がすぐにできたのだから二人目もすぐにできるという思い込みがあったので、尚更現実を受け入れられずにいました。一人目の育児疲れに加えて二人目不妊のストレスで常にイライラ、主人との関係もギスギスしてしまいました。

産婦人科で不妊症の基本検査を受けましたが、とくに問題ないということでした。加齢による卵子の質の低下や、精子の減少などが要因であるかもしれないとのことでした。

二人目を考えるようになってからは、授かったら嬉しいという気持ちよりも、絶対ほしい!という気持ちの方が大きくなって、高齢になってきているからダメなのかなと落ち込んだり、長女を産んですぐに二人目を産んでおけばと自分を責めてしまい、しばらくは妊活する気にもなれませんでした。

加齢による卵子の質の低下について

女性の年齢増加による妊娠率の低下の主な原因は卵子の質の低下です。女性の卵子は生まれる前に作られ、その後補充されることはありません。排卵する卵子の年齢は実年齢とほぼ同じなのです。卵母細胞の数は増える事なく、37歳を過ぎると急速に減少します。

35歳を過ぎてくると、どうしても生殖機能が衰えてきてしまうのは仕方がないと自分でも納得できるようになり、結果、私は産婦人科通いをやめました。
一年ほど通ってできなかったということで、主人にもあきらめてもらえる免罪符になったと思います。夫婦でしっかり話し合いをし、「二人目ができなければできないでいい、今の息子を大切に育てていこう」という主人の言葉に救われた思いでした。ふっと気持ちが軽くなり、とにかく自然体で行くことにしました。


自然に任せて一人目ができたのが34歳。子供が幼稚園に行き、まわりを見てみると大体2~3歳違いで二人目を作っているママ友が多かったです。
不器用な私は育児も四苦八苦で、本音を言えばひとりで十分。でも主人は三人兄弟の末っ子で娘には兄弟を作ってあげたいと、無言のプレッシャーを感じた36歳。年齢も年齢だし自然に任せてたらできないかもと、近所の産婦人科に行ってみました。

産婦人科でまず、タイミング療法を薦められました。きちんと排卵をさせるため、誘発剤の注射もしました。月に2~3日しかチャンスがなく、その時に全てをあわせるのは思った以上にストレスが溜まります。主人は仕事柄、朝早く夜も遅く出張もあり、お酒も飲んで帰ってきます。
産婦人科で何時間も待ちヘトヘトななか主人の帰りを待ち、イライラしっぱなしでした。しかも子供の世話や毎日の家事もあり、疲れきっていました。

はじめは気持ちにも余裕がありましたが、30代後半で、段々焦りを感じるようになりました。二人目ができたママ友の話を聞いたときは、なぜ自分は授からないのかと、焦って落ち込んだり。
イライラしてしまい子供にあたり、声を荒げたりしてしまうことも。生理がくると、やはりへこんで自己嫌悪に陥ります。このまま授からなかったらどうしようと、いつも心配でした。

はじめは毎朝測るのは大変でしたが、ウーマンコムはスマホでもパソコンでもメールでもつけられるし、自動でグラフになるし、とにかく自然で楽なのです。理想のグラフになるにつれてイライラや自己嫌悪も減り、自分の気持ちも安定してきていました。また、その変化してきたグラフを見ることで、二人目への希望もあきらめずに持つことができました。


私は38才、主人は39才、結婚11年目で10才になる息子がいます。できちゃった結婚で、交際1年目で妊娠が判明し入籍。実家の世話に一切ならず、一日中息子のお世話をしていた頃は、二人目はまったく考えていませんでした。
幼稚園に入り少しずつ手が離れてくると余裕が生まれ、二人目が欲しいと思い、妊活を開始しました。

避妊をせずに仲良しをすれば楽勝だろうと、正直簡単に考えてました。しかし頑張っても妊娠の兆候はまったくなく、開始半年頃からだんだん焦ってきました。

さらに、どうしてもお付き合いをしていたころのように積極的になれず、お互い義務的な感じになってしまうのがさみしかったり…
ときどきなぜか苦痛になったりしました。主人の帰りが遅かったり、お酒を飲んで帰ってきたりするとムカッとして喧嘩をしてしまい、別々に寝たり…。今思うと、焦るあまりにいろんなことが空回りして、それがストレスになっていたのだと思います。

毎月生理がくるたびに沈んだ気持ち、またやり直しかと先の見えない泥沼にはまったような暗い気分になり…落ち込みます。のんきな返答しかない主人にも憤りを覚え、酷い言葉で罵ってしまいます。主人が二人目をほしいから私がストレスを抱えるのだと、憎しみさえ持ってしまう始末でした。
子供の前での喧嘩が増え、子供の不安そうな顔を見たときに、これはまずいと思いました。家族を豊かにするためにやっていることで家族が不幸になっている…本末転倒じゃないかと。

あるとき体調が悪く、生理も遅れていたので、試しに検査をしてみたところ、陽性反応でした。
産婦人科通いをやめて9ヶ月後でした。強いストレスがなくなって自然に任せ、気持ちに余裕ができストレスやプレッシャーから開放されていたのがよかったのだと思います。


一人目は男の子、とにかく育てるのが大変でした。余裕もなくて育児と家事に必死の毎日でした。とにかく外遊び、加えて家事に追われていたので、夜になるとバタンキューの生活。仲良しをする余裕もありませんでした。
結婚してすぐに授かったので、二人目もすぐにできるだろうと思っていましたが、すでに私も37歳。上の子とは2歳くらい空けたいと思っていましたが、なかなか授かることができません。

今月もできなかったな、まあそのうちに授かるだろう、と思っているうちに気が付けば1年…。二人目不妊、高齢出産という文字が頭をよぎるようになりました。「二人目を早く授かりたいんです」と漢方薬局に相談に行き、漢方とサプリを毎日飲むことに。
でもどれだけ飲んでも、基礎体温グラフに変化があらわれません。ストレスは良くないと言われますが、上の子の子育てをしていると、どうしてもストレスは感じてしまいます。

育児ストレスが二人目不妊の原因に・・・

出産後の生活の変化や育児のストレスが不妊に影響することがあります。ストレスの影響によってホルモンバランスを崩しやすく生理の周期が乱れたり、排卵機能に異常をきたし不妊原因を引き起こしてしまうのです。

育児でのストレスは誰もが経験していること。心にゆとりを持ち、ストレスを上手に発散させていきましょう。

ウジウジクヨクヨ、自己嫌悪の毎日でしたが、たまたま読んだ本の「子供は親を選んで生まれてきてくれる、あのパパとママの子になりたい!と思った赤ちゃんがおなかのなかにきてくれる」という一説にハッとし、信じる、信じないは別でそういう考え方がいちばん自然かもと思い、妊娠を目的とした義務的な仲良しはスッパリやめました。

正直なところ、二人目を諦めてひとりっ子での人生設計を立てようとしていました。ただ生まれてくる子は、仲の悪い家族よりも仲のよい家族に生まれたかったんだなと納得しました。
一旦妊活から離れたことでお互いを尊重するようになり、コミュニケーションの内容も穏やかで深いものに変わりました。38歳で下の子を出産し、40歳の今はヤンチャ坊主と毎日格闘する日々。体力的にきついと感じる子育てを、元気に乗り切っています。